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プレスリリース 2022.06.08(水)

夏ボーナス使い道調査、コロナ禍後初めて「貯金」がやや減少し「旅行」が倍増。 コロナ貯蓄から外出関連消費に使用目的が変化。
~Z世代は、貯金しながらも、ファッション、旅行、推し活などの「今」を楽しむ消費意欲が高い~

株式会社ネストエッグ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田村 栄仁、以下「ネストエッグ」)が運営する自動貯金アプリ「finbee(フィンビー)」は、自社アプリユーザー向けに「夏のボーナスに関する調査」を実施し、夏ボーナスの使い道、貯金にあてる比率の経年変化、世代別比較を調査致しました。(調査対象: 18歳以上の全国の「finbee」ユーザー、有効回答数2,495名)

■結果トピックス
1.夏ボーナスの使い道で例年トップの「貯金」が昨年74.0%から71.6%(-2.4pt)にやや減少し、「旅行」は昨年11.3%から19.3%(+8pt)になり、約2倍に増加。「外食」、「クルマ」といった外出を伴う消費が増加した。コロナ貯蓄から外出関連消費に使用目的が変化していることがうかがえる。

2.夏ボーナスの使い道のうち消費を伴う使用目的では、「旅行」、「外食」が増加している一方で、「ファッション」、「家電」、「食品」、「ガジェット」が減少している。「家電」、「食品」、「ガジェット」の減少は、イエナカ消費が一巡したためと考えられる。

3.夏ボーナスの使い道の世代別比較では、Z世代は貯金比率が最も高い一方で、「ファッション」、「旅行」、「推し活」などの「今」を楽しむための消費意向も高い。将来に備えながらも今やりたいことを楽しむバランスの良さが見受けられる。

4.夏のボーナスで予定している旅行の行き先は、国内が99.6%と圧倒的に多く、海外予定は2.3%に留まる。国内旅行では、2泊3日、次いで1泊2日の旅行予定が多い。

5.夏ボーナスから貯金にあてる平均金額は、218,247円。昨年から58,531円減少。

6.貯金にあてる金額を減らす理由は、「生活費への補填」、「プレゼント」が減少し、「旅行」、「自分のほしいもの」への消費が増加。自分の楽しみのための消費意向が高い。

7.貯金にあてる金額を増やす理由では、生活防衛費の比率がやや下がり、家族のため、住宅といった目的が明確なものへの貯金が増加。

【結果詳細】
■夏ボーナス支給予定状況及び想定金額
・5月20日~23日時点で、ボーナスが支給されると回答した人は53.8%。支給予定者の想定金額は、20~40万円未満と回答した人が32.6%で最多。
■夏ボーナス使用目的

・昨年同様、夏ボーナス使用目的は「貯金」が最多。しかし、昨年74.0%から71.6%(-2.4pt)とやや減少。次点の「生活費の補填」も昨年31.3%から26.2%(-5.1pt)と減少した。

・消費を伴う使用目的では、「旅行」が昨年11.3%から19.3%(+8pt)と約2倍の増加、加えて「外食」、「クルマ」も増加しており、外出関連目的が増加した。一方、「ファッション」、「家電」、「食品」、「ガジェット」は減少した。「家電」、「食品」、「ガジェット」はイエナカ消費需要が一巡したためと考えられる。
 
 ■夏ボーナス使用目的の世代別比較
・Z世代では、全体平均より「貯金」、「ファッション」、「旅行」、「推し活」、「外食」が高く、貯金をしながらも「今」を楽しむための消費意向が高い。

・ミレニアル世代では「投資」が平均より高く、将来への備えの意識が高い。

・氷河期世代、バブル世代以上では、「貯金」目的が平均より下がり、生活費の補填、ローン・借り入れの返済が平均よりも高い。
 
■夏ボーナスでの旅行の行き先
・夏のボーナスで予定している旅行の行き先は、国内が99.6%と圧倒的に多く、海外予定は2.3%に留まる。

・国内旅行では、2泊3日で北海道、沖縄旅行、次いで1泊2日で東京ディズニーリゾート、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどのテーマパーク、温泉旅行の予定が多い。
 
■夏ボーナスのうち貯金にあてる予定金額と貯金にあてる比率の変化
・貯金にあてる予定平均金額は、218,247円で昨年の276,778円から減少。貯金にあてる比率の変化では、減らす予定と回答した人が昨年比でやや増加した。
 
■貯金比率を減らす理由、増やす理由
・貯金比率を増やす理由のTOP3は、「生活防衛のため」、「老後資金のため」、「家族のため(教育費など)」となった。

・貯金比率を減らす理由のTOP3は、「生活費の補填のため」、「ローン返済のため」、「買い物のため(自分のほしいもの)」となった。
 

■調査概要
<夏のボーナスに関する調査>
調査主体: 株式会社ネストエッグ
調査方法: インターネットリサーチ
調査対象: 全国18歳以上のfinbeeユーザー
有効回答数:合計2,495サンプル(Z世代270名、ミレニアル世代917名、氷河期世代810名、バブル世代以上498名)
調査期間: 2022年5月20日(金)~2022年5月23日(月)

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