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プレスリリース 2021.09.08(水)

貯金アプリfinbee(フィンビー)、 カード決済を利用したキャッシュレス支払いでの「おつり貯金」に関する特許を取得
〜「おつり貯金」で1か月あたり5,618円、年間67,416円の貯金が可能〜

貯金アプリ「finbee(フィンビー)」を開発・運営する株式会社ネストエッグ(本社:東京都千代田区、代表取締役:田村栄仁)は、アプリ内で提供している「おつり貯金」について、2021年7月に特許(特許番号:第6916604号)を取得いたしました。finbeeが提供する「おつり貯金」は、デビットカード/クレジットカードを登録することで、買い物でカード決済をするたびに指定の金額との差分を「おつり」として自動的に貯金することが可能です。

■背景・課題
「家計の金融行動に関する世論調査」[単身世帯調査] (2020年) では、金融資産が100万円未満の人が53.4%、20代においては71.5%であり、老後の生活について「心配である」と考える人は83.5%で、年代別に見ても20代~50代の各年代で8割以上になっています。老後や不測の事態への備え、将来設計のための安心材料となる貯金をしたいと思っても、なかなかできないと感じている人が多い状況です。貯金を増やすためには、少額でも継続することが必要です。その実現のため、簡単に継続して貯められるようにテクノロジーを活用して、生活の中で自然と貯まる仕組みを実現しています。

今回の特許技術では、日常の買い物の際に登録カードで決済をすると指定した金額との差分を「おつり」として自動でご自身の口座から貯金用口座に振替をすることで貯金が可能です。気軽な貯金方法として支持されていた現金での「おつり貯金」がキャッシュレス決済でより簡単におこなうことができます。

■取得特許技術「カード決済システムを利用した釣銭自動預金システム」概要
・特許番号:第6916604号
・登録日:2021年7月20日
デビットカード/クレジットカード明細に対して、指定のおつり計算の単位(100円玉・500円玉・1,000円札)で支払った場合のおつりを貯金。デビットカードの場合は銀行の入出金明細、クレジットカードの場合はカード会社の利用明細を参照し、カードの明細情報から差額を自動で貯金します。なお、プリペイドカードの決済をもとにしたおつり貯金も対応可能です。

※1 銀行の入出金明細 / クレジットカード会社のWEB明細、※2 参照系APIで取得
※3 おつり貯金の単位を1,000円に設定した場合の処理、※4 更新系APIで振替指示

■finbee「おつり貯金」実績データ
〇「おつり貯金」ルール有無別の貯金目的達成(※5)率(集計期間:2020年8月1日~2021年7月30日)
・「おつり貯金」を貯金ルールで設定しているほうが貯金目的作成から1年以内の貯金目的達成率が約6%向上。
※5 貯金目的達成とは、ユーザー自身がアプリ内で設定した目標金額に達成した場合を指します。
 

〇「おつり貯金」一人あたり月間平均貯金額、平均貯金回数、1回あたりの平均貯金額
・「おつり貯金」での月間の平均貯金額は5,618円。月間の平均おつり貯金回数は17回、1回あたりのおつり貯金額は329円。

・デビットカード利用では、月間平均貯金額4,713円/人、月間貯金回数15回/人、1回あたりの貯金額300円。クレジットカード利用では、月間平均貯金額6,223円/人、月間貯金回数17回/人、1回あたりの貯金額346円。クレジットカード利用での「おつり貯金」の方が月間1,510円多く貯金されている。

〇「おつり貯金」に設定されているカード
・最多がデビットカード33.3%、次いで楽天カード29.6%、JCBカード10.7% 
 
〇「おつり貯金」利用者属性特徴(2021年7月30日時点)
・おつり貯金ユーザー性別は、男女比およそ半々、ユーザー全体と比較すると男性比率が高い。
・性年代別では、ユーザー全体と比較すると、おつり貯金ユーザーは20代女性の比率が下がり、30,40代男性が占める比率が高い。若年層では、デビットカード/クレジットカードの所有率が低いことが要因と考えられる。
  

〇「おつり貯金」利用者の声
・自分がお金を使う度に貯金出来るのが良い。(20代男性)
・普段していた小銭貯金が簡単にできるようになった。(30代男性)
・デビットカードで支払いをしているので、お釣りを貯金箱に入れる感覚で手軽。(30代男性)
・月々の負担にならず、気づいたら結構貯まっているのが嬉しい。(40代男性)
・小さな額でもこつこつ貯めるとそれなりの金額になるのが楽しい。現金を使わないので貯金箱で貯めるより効率が良い。(20代女性)
・本当に何もしないで額だけ増えるところ。使う目的がなくてもいざという時やお金が欲しくなった時の残金が少しでもあるだけで嬉しい。あとはお釣りに回した分いつの間にか使えるお金が少なくなっているので節約しようという気になる。(20代女性)
・よくコンビニを利用するので端数が意外とたまる。(30代女性)
・知らない間に貯まるし、意外と貯まっていて嬉しい気持ちになる。(30代女性)
・よくネットで買い物するのでちょこちょこ知らないうちに貯められるのが魅力。(40代女性)
・買い物する度に貯金できると言う感覚が、買い物=貯金出来ないと言う罪悪感の解消になって、買い物も貯金も両方を楽しめる。(50代女性)

■ネストエッグ代表取締役 田村栄仁コメント
2016年12月のサービス開始時から提供しており、キャッシュレス決済を前提としたfinbeeのおつり貯金の普及を通して、全く新しい貯金体験の提供と共に、キャッシュレス推進並びに金融包摂の実現に向けて邁進して参ります。
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